InstagramやFacebook、Twitterなどの各種ソーシャルネットワーキングサービス、日々の仕事で使うEメール、旅行の予約、各種事務作業、進化していく AI(最近の機械翻訳なんて、凄いですよね)、レストランでのオーダーまで…。私たち人間の毎日は、今となってはプログラミングに支えられていると言っても、過言ではありません。
日々、世界中で無数のプログラマーさん達が開発に励んでくれているおかげで、現代人の生活は、とても豊かで便利なものになっています。そんな、日進月歩のプログラミングの世界。やはり、「流行り」というものが存在します。本記事では、2020年に調査を行った人気のプログラミング言語の傾向をご紹介します。
世界のプログラマー採用担当者が着目している言語スキルランキング
(2020 HackerRank Developer Skills Reportより)
上の画像は、世界中のプログラマーの採用担当者たちに、「採用の際に最重要視する言語スキルは?」というアンケートを行った結果を表すグラフです。
- Global 全世界
- AMER アメリカ大陸全土
- APAC アジア太平洋地域
- EMEA ヨーロッパ、中東、アフリカ を表します。
いかがでしょうか?面白いものでというか予想通りというか、全世界、大体傾向は同じですね。JavaScriptとPythonが他を大きく引き離しての1位、2位となっています。因みに日本国内で行った「仕事で使用している言語」というアンケート結果では、 JavaScriptが3位、Pythonは2位となっていました。同アンケートの1位はCとC++ですが、こちらのアンケートでは共に4位、5位にとどまっています。
JavaScriptとPython人気の理由
このように、JavaScriptとPythonは世界規模で「圧倒的に」人気のプログラミング言語となっています。JavaScriptの需要が世界中で大きい理由としては、Webアプリ開発の増加に伴い、より豊かなUI/UXデザインの表現が求められていることがあります。スムーズでデザイン性の高いUI/UXデザインには、JavaScriptが有用なためです。
Pythonに関しては、AIの浸透が大きいでしょう。コード自体もシンプルで、比較的、容易に習得できる言語でもあります。